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難を転じて福となす

南天の花が満開です

3回目の緊急事態宣言が出され、さらに延長となり様々なお立場で多くの方が体力も精神も疲弊しています。
それぞれに助け合いながら、また助け合いのお気持ちは溢れていても何も出来ずにいると悩まれている方も少なくないと思います。

そろそろ・・・と祈りながら救世主となりそうなワクチンを心待ちにしている今日この頃です。
施術師の毎月の抗体検査、毎朝夕の検温は欠かさず、安全確認をしながら本日もご利用者様のところへ伺っております。
スタッフも順次ワクチン接種の予約が可能な状況になってきました。

もう少しであって欲しいですね。

オリンピック・パラリンピックは楽しみでありましたし今も楽しみではありますが、こういう状況ですのでどちらの選択が正しいのか分からないまま
ただひたすら各自できる予防策を続けることしかありません。

お会いできないご利用者様のご様子が気になり、定期的にご家族様へ連絡し近況を伺いながら再会できる日を心待ちにしています。
施術師も各自時間をみつけては、施術勉強に努めております。

制限のある非日常ですが、今回改めて当たり前だった「日常」をありがたく、周りの方々に感謝する機会、人と話せる喜び等を再認識できました。
恵まれていることに麻痺し感覚を失っていたように感じます。

日常が戻った時には、今まで以上に喜びを感ることでしょうし、
その気持ちをきちんと省くことなく目の前の大切な人たちに伝えていきたいと思っています。

大阪北区施術所の付近を歩いておりますと、南天の木を植えていらっしゃるご家庭が多いことに気付きました。
南天は「難転(難を転じて福となす)」に通じることから、縁起木として親しまれています。
見ていたはずなのに、今まで気づきませんでした。
コロナがあって用意されたものでないはずです。
お住まいの方が、それぞれ「幸」を願い玄関先に置かれているものでしょう。

多くの方の願いが叶いますようにと祈りながら観賞させていただきます。

一日も早くコロナのニュースを聞かない日が来ますように。
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2021年06月03日